ホッカイ教室トップ
○○会社 本文へジャンプ
ホッカイ教室


第2回 超硬合金っていつからあるの?

超硬合金は、第一次世界大戦中にドイツで開発されました。

たくさんの武器を作るのには、鉄よりも硬い工具が必要です。
当時から、鉄よりも硬いものはダイヤモンドということは知られていました。

しかし、戦争中なのでダイヤモンドが取れるアフリカから輸入することが
できません。そこで、ドイツは自ら開発しました。

1925年に、超硬合金は工具として幅広い分野で使われるようになり、
「Widia」という商品名で販売されるようになりました。

ちなみに、「Widia」の意味は「ダイヤモンドのような」です☆

 

ダイヤモンドが苦手としている分野で活躍しています。

 

ダイヤモンド

超硬合金

価格

とても高い

ダイヤモンドに比べると安い

弱い

強い

鉄との相性

悪い

良い

 

 

<身近に使われている超硬合金>

超硬合金は、鉄鋼材を削る切削の工具や鉱山・土木機械に使用される堀削工具の
刃先、耐磨耗工具部品に使われています。
半導体を取り付けるプリント基板の穴あけやビール缶の製造、VTRや音楽テープ
の切断するのにも使われています。

 

もっと身近なところでは・・・

ボールペンのペン先(丸いもの)、腕時計ケース、ネクタイピン
びしゃん・たたき(石臼を完成させる時に使う道具:とんかちのようなもの)
などなど・・・

愛知県で走っている東部丘陵線「リニモ」:磁気浮上式のリニアモーターカーの車輪一部
愛・地球博(愛知万博)に行かれた方は乗っているかもしれません!

 

 

ボールペンなら誰でも一度は使ったことがあるはず!
超硬合金の名前は聞いたことがなくても、意外と身近なところで
使われているんですよ(^o^)

ホッカイでは、ボールペンのペン先に使われるような超硬合金は
製造していないですが、金型に超硬合金を使用して丈夫な製品をお客様に提供しています。

 

 これで今日のホッカイ教室は終わりです。m(-_-)m