ホッカイ教室トップ
○○会社 本文へジャンプ
ホッカイ教室


第1回 超硬合金ってなぁに?

超硬合金とは、鉄や銅などのように材料の一つです。
その超硬合金には、2つの特徴があります。

@ ダイヤモンドの次に硬いとされる素材で、金型製品のように
   常に高い圧力と強い摩擦にさらされる部分には、耐久性をもたせ
    形状をより長く保たせるために超硬合金を使用することが多く、
    金型寿命を延ばすためには欠かせない素材といえます。

A 超硬合金の重さは、鉄の約2倍の重さです!
    同じ3sでも、見た目は倍ぐらいの大きさです。

   弊社では、超硬合金「タフアロイ」を用途に合わせて製作しています。

 

 <超硬合金のつくり方>

 超硬合金タフアロイには、「耐摩耗用」「耐衝撃用」があり、
 さらに耐磨耗性には「磁性体」と「非磁性体」があります。
 いずれもタングステンカーバイト(WC)にコバルト(Co)またはニッケル(Ni)
 その他金属粉末を混合し、金型にて圧縮成形して焼結する「粉末冶金法」により出来上がります。
 下の図は、超硬合金が出来上がるまでの工程です。
 通常、4〜8までの工程に4日間かかります。

 

1.原料(タングテンやコバルトなど)を混合する

2.潤滑剤を入れ、混ぜる

3.乾燥させる

4.圧縮し成形する(プレス)

5.仮焼結する

6.加工する

7.本焼結をする

8.できあがり!

9.このあとHIP処理をすることにより、超硬合金の内部の組織が
  緻密化されてスがなくなる

こんな風に、超硬合金は作られています。

 

これで、今日のホッカイ教室は終了です(^0^)/